2007年07月04日

送迎車の思い出(その1-1

前の日記で、デパートの送迎車について書きましたが
ホテルの送迎車は普通に高級車をガンガン使ってますよね。


ホテルの送迎車で今まで乗った一番凄いのは
コンラッド香港の真っ赤なロールス・ロイス。
まだ啓徳空港の時代ですから、かれこれ16年前。


乗車区間は
マカオ行きのフェリー埠頭からコンラッドまでと
翌日のコンラッドから空港まで。


自動車レースの関係の会社に勤めていた時代
出張でマカオへ行ったのですが
スポンサードしたチームが宿泊先を変更して
マカオに到着した時、ホテルに泊まれなくて路頭に迷ったんです。
4時間くらい探して夜の10時に変更先のマンダリンオリエンタルに
やっとチェックインできた。
その話を翌日、チームオーナーに文句を言ったら
日本の代理店には連絡したはずだと言っていたのですが
たいそう気にしてくれて、マカオGPの開催期間中、
毎晩ディナーに招待してもらえたりと一気に待遇がアップしたのです。


出張行く前は決勝前日と当日の夜は
ディナーやパーティーがあるからジャケット持って行けと
指示があったんですが、4日もジャケット着なくてはいけないとなると
もう一着持っていくべきだったな、というのは余談ですが。


で、そのチームオーナーが二晩目の夕食の時
「決勝の翌日はすぐに帰るのか?」
と聞いてくるので
「香港の安宿で一泊してから次の日の夜便で帰る」
と言うと、彼はレストランの電話に走りました。
5分くらい後、彼は戻ってくるなり
「決勝の翌日は13時初のジェットフォイルに乗れ
香港に着いたら乗り場出口の正面にホテルの車が待っている」と。
それにチームのステッカーを僕に手渡すと
「これをスーツケースに貼っておけば万事大丈夫だ」とも。

マカオ行きのフェリー埠頭の車寄せは
なんだか地味で暗い雰囲気なのですが
そんな中、朱色に近い赤一色のロールスが
車寄せのど真ん中に何の遠慮も無く停まっていて
ショーファーらしき人がリアドアの前に
直立不動で立っている。


恐る恐る近づくと、3mほど手前のところで
彼はスーツケースに目をやるなり
「Mr.Kitamori?」とたずねてきた。
うわぁ、送迎車ってロールスロイスかよ。
このまま騙されて誘拐されるんじゃないかと
その時、真剣に考えました。
それくらい驚きましたよ。


当時、コンラッドってホテル自体を知らなかったので
この後どうなるのかと、かなりドキドキしながらも、
ハリのある白い革シートの左のドアのそばに腰掛けると
「日本人はそのポジションがお好きな方が多いですね。」と
話しかけられながら、ロールスはユルユルと発信していった。


ロールスにはこの時、生まれて初めて乗ったのですが
ロールスに乗ってしまったというドキドキが先にたち
アドミラリティまでの20分を純粋に楽しむことが出来なかった。


ホテルに到着すると既にベルボーイが
ロールスが停まるであろう位置に待機しており
停まったと同時に、まさにその瞬間にドアが開けられた。
僕が車から降りると既にスーツケースは台車の上に。


そのままチェックインカウンターへ進むのだが
チェックインはなぜかソファー。
チェックインごときで「Somehing drink?」
「Coffee Prease?」というと、
当時は珍しい泡立ちタイプのコーヒーが出てきた。


ロールス・ロイスでの送迎とはそういうものなのかと
ずいぶん感心したものです。
posted by AB-FLY at 19:02| Comment(0) | TrackBack(2) | 【走】クルマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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